(37)「第2次山県有朋内閣」

①第2次山県有朋内閣(1898-1900)が成立

□第1次大隈重信内閣の後に成立

□旧自由党系の憲政党を与党とした

 

②地租増徴案が成立(1898)

□地租を2.5%から3.3%に引き上げた

 

③文官任用令改正(1899…公布は1893)

□政党員が官吏になることを制限

憲政党は野党に転じて政府を批判

 

④文官分限令制定(1899)

□官吏を罷免されにくくした

 

軍部大臣現役武官制制定(1900)

□軍部大臣(陸軍大臣海軍大臣)になれる者を現役の大将・中将のみとした

 

⑥治安警察法制定(1900)

□社会運動を規制

 

衆議院議員選挙法改正(1900)

□選挙権:直接国税納入額を15円以上から10円以上に引き下げた

・選挙権を持つ者が1.1%から2.2%へ増加

□被選挙権:納税額による制限を撤廃

小選挙区制から大選挙区制へ改めた

□無記名秘密投票制を採用