(46)「明治末期の国内政治」

①第1次西園寺内閣(1906-08)

□帝国国防方針の制定(1907)

・陸軍を17師団から25師団へ増強することを目指した

・戦艦8隻・装甲巡洋艦8隻を中心とした海軍の艦隊(八・八艦隊)の建設を目指した

 

②第2次桂内閣(1908-11)

□戊申詔書発布(1908)

日露戦争後の社会の風潮を是正するため、国民に対して虚飾を戒め勤勉を奨励した

・「上下心ヲ一ニシテ忠実業ニ服シ勤倹産ヲ治メ・・・」

□地方改良運動

・戊申詔書を契機に内務省が中心となって本格的に推進

・地方の財政再建や、国民教化による民心の向上を目指した

・青年会が再編・強化された

□帝国在郷軍人会設立(1910)

在郷軍人会(予備役・後備役の軍人、退役軍人の団体)を統合