(24)「政党の成立と私擬憲法」

①政党の成立:国会開設の勅諭が出されたことにより、政党が結成されていった

自由党結成(1881)

国会期成同盟を母体として結成

・党首は板垣退助

・フランス流の急進的な自由主義を主張

後藤象二郎・片岡健吉・河野広中植木枝盛・大井憲太郎・星亨らが参加

・機関紙は『自由新聞』

立憲改進党結成(1882)

・党首は大隈重信

・イギリス流の議院内閣制を主張

尾崎行雄犬養毅らが参加

・機関紙は『郵便報知新聞』

立憲帝政党結成(1882)

・党首は福地源一郎

・政府支持の政党

・機関紙は『東京日日新聞

・翌年、解党

□政府は集会条例を改正して規制を強化した(1882)

・政党の支部設置を禁止

 

②私擬憲法:民間の憲法

交詢社:「私擬憲法案」

立志社:「日本憲法見込案」

植木枝盛:「東洋大日本国国憲按」

□千葉卓三郎:「五日市憲法草案」